回路図を見ると、AGCの時定数をアナログスイッチで切り替えている。 このC114からC118のどれかが怪しい。 ええい面倒だ。たばにして全部取り替えてやる。 |
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ケースを開けるのに、どのネジをはずすのか分かりにくい。 怪しいネジを次々にはずしてみる。 ふたが開いたら、次回のために、どのネジをはずせばよいかマークしておくと良い。 |
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こうだもんなぁ。テンションが下がってきた。 たかが趣味のトランシーバーが、どうしてこんなに複雑なのか。 こういうのを見ると、すっきりしたのを自作したいという欲求がムラムラとわき起こる。 |
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前回取り替えた、AF出力のカップリングコンデンサ。 その時手持ちがなかったので、こんな大きいのを無理してつけた。 この際、こいつも取り替えても良いのだが、あまり何度も取ったりつけたりすると、パターンがはがれる恐れがある。 余計なことはしないでおこう。 |
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この基板につながっているコネクタが10個ほどあるので、元に戻す時分かるように、写真を撮っておく。 コネクタを抜いて、シャーシーから基板をはずす。 |
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狙いのコンデンサは6個ともまとまっているので、一網打尽だ。 因みに、下にある黒いのが、4チャンネルのアナログスイッチ。その内2チャンネルをAGCの時定数切り替えに使っている。 |
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回路図どおりの部品が使ってあるとは限らない。むやみにはずしてしまうと分からなくなるので、はずす前に、定数や向きをメモしておく。 ここでC85までメモしたのが間違い。これははずす必要のないコンデンサ。 |
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基板の裏はこんな具合。 チップ部品がビッシリ張り着いていて、これを避けて半田をはずすのはとても面倒。 老眼でなければ、もう少し楽だろうが。 |
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無理をするとランドがはがれてしまうので、丁寧にはずす。 もう後戻りはできない。 おっと、間違えてC85まではずしてしまった。仕方がないので、そっと元に戻す。 |
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取り外したコンデンサと、代わりに取り付けるコンデンサ。 新しい部品は少し小さくなっている。技術の進歩か。 0.1μFの電解コンデンサが無かったので、フィルムコンデンサを使った。 少しでかいが、何とかなる。 |
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取り付け完了。これで修理できたはずだ。 フィルムコンデンサがでかい。 基板を元に戻す前に、虫めがねでよく見て、半田が天ぷらになっていないか、確認する。 取り付けてしまってから間違いが発見されると、大変面倒なことになる。 |
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基板をケースに戻して、ネジ留めする。 写真を見ながら、コネクタを元どおり挿す。 ケースのふたを閉めて、動作確認する。 変化無し。こんなに苦労したのに。どうやら原因はこれらの電解コンデンサでは無かったようだ。 |
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原因の特定を間違えて、修理できなかった。仕方がない。 取りあえず、今日はもうやる気が起きない。 回路図をよく検討して、可能なら、もう一度修理にチャレンジだ。 |
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