TM941の修理

マッドな研究所に戻る


 ヤフオクで「電源が入らないTM941」を落とした。

 電源が入らないということは、電源まわりかコントロール基板が故障しているということなので、修理しやすい。

 自分で修理する人にとっては、お得な買い物だ。
 案の定、コントロール基板の電源のコンデンサがパンクしている。どうやら2個ともだめなので、取り替えることにする。

 ところが、基板を裏返さないと、ハンダ付けが出来ない。

 この基板の裏には液晶がついている。液晶はさわりたくないのだが。
 これ。

 液晶は、こんなパターン同士をゼブラコネクタで接続してあることが多い。

 ゼブラコネクタは、はずすと元に戻すのがとても難しい。メンテナンス性無視の、極めて迷惑な部品だ。
  
 何とかはずしたが、漏れた電解液で、付近の配線が2本ほど切れてしまっていた。髪の毛より細い配線なので、とてもハンダ付けなど出来ない。その部分の修理はあきらめる。

 スイッチからCPUに行っている配線なので、一部の機能が使えなくなるが仕方が無い。

 結局、不完全ながらも動作する様になった。どうも気持ちがすっきりしないが、これ以上は無理だろう。