映画の「時をかける少女」を初めて見たのはつい数ヶ月前だが、原作本は「4冊」持っている。

 角川春樹が発明した「メディアミックス」は当時は「角川商法」と呼ばれた。今ではどこの出版社もやっている。

 で、映画化される度に文庫本の表紙が変わるわけだ。
 表紙が変わる度に同じ本を買うのも我ながらちとマニアックかと思うが、仕方がない。

 左から右に「1976年初版」「1983年原田知世版」「1994年内田有紀版」「2006年アニメ版」の角川文庫本。テレビドラマの内田有紀版があるのに、なぜか映画の「1997年中本奈奈版」が見あたらない。

 「さびしんぼう」の原作は「なんだかへんて子」で子ども向けの本だから、映画はほぼオリジナル脚本と言っても良い。
 ちなみにこれは週刊アスキーの表紙。創刊以来表紙は巨乳のお姉さんと決まっていたのに、その伝統を破った記念碑的表紙。アニメ版のキャラクターデザインの貞本義行の描きおろしだそうだ。編集部内に余程のファンが居たのだろう。

 貞本義行と言えばエヴァンゲリオンだが、こちらにも「時かけ」関連の影が見える。(5月20日の日記の相関図参照)

 「私をスキーに連れてって」は「私を月に連れてって(Fly Me to the Moon)」(名曲だ)のもじりだが、エヴァのエンディング曲に使われている。綾波がシンジの母のクローンであることなどは「さびしんぼう」そのものだ。アリャ、ネタバレしちまったい。