戻る

 伊吹高原ホテルやゴンドラ終点のあるあたりが、標高700mでほぼ中間地点。

 どちらももう営業していない。このあたりはキャンプ場になっていたが、それも草ぼうぼうだ。
 山頂は人がいっぱい。岐阜県側から車で上ってきた人が8割くらいか。お店も大繁盛だ。

 観光客がたくさんいるので、登山者も何となくお気楽な雰囲気。ロープウェイで登れる山などでは、よく見かける光景だ。
 琵琶湖や湖北地方の風景を見下ろす絶景なので、みんなそちらを見ながら、お昼を食べたりビールを飲んだり。

 ひなたでも涼しい。車で涼みに来るには、良い山だ。

 石灰岩の山なので、平らな山頂の直下に結構な急斜面があって危ない。お花畑でも有名な山なので、山頂の周りは柵で囲まれている。
 上から見ると、高原ホテルのすぐ下が弥高の採石場(左の白っぽいところ)であることがわかる。

 このあたりの山は石灰岩なので、上から見ると、あちらこちらの山が掘り崩されているのが見える。
 多分こちらが山頂なのだが、
 日本武尊(ヤマトタケル)の像のところに「伊吹山頂」と書いてあるので、ここまでしかこない人が多いようだ。

 石灰岩の山は頂上が平たいのでわかりにくい。
 この日本武尊の像については、深田久弥が「みっともない」と書いているそうだ。(読んだことはないが)

 あじのある素朴な像だと思うが。
 盛りは過ぎているが、「花の山」だけあって、まだ花は多い。

 明日は伊吹登山マラソンがあるらしく、林道も通るようだが、4合目から上は普通に登山道を上るわけで、ご苦労なことだ。

 競技というよりはお祭りのようで、人気もあって、リピーターが多いらしい。