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 昔「児童館」だったのが、三姉妹の時からか、それ以前からか、「歴史館」になっている。

 後ろの中央が大嶽(おおづく)。右手前が小谷山。

 小谷山から大嶽を回って、左手の尾根に下りてくる予定。
 大手道をしばらく登ると、間柄峠。真柄とも書くらしいので、「まがらとうげ」だろうか。
 もう少し行くと、望笙峠(ぼうしょうとうげ)。文字通り、竹生島がよく見える。

 ここで登山道が林道と出会うので、少しがっかりする。
 説明によれば、間柄峠と金吾丸は同じもののように思われるが、かなり離れたところに標識がある。

 金吾丸は追手道から少し離れていて、一度登って少し下がる。
 眼下に虎御前山が見える。小谷城攻防の際に、織田信長が陣を張ったところ。

 虎御前(虎姫)の伝説も面白いが、それはまた別の話。
 要所要所に小谷城の復元図があって、昔の様子がよく分かるようになっている。
 首置き石。ここを通る度に写真を撮るのだが、超常現象が写ることはない。

 ・・・写ったら写ったで、いやだが。
 完全には破城されていなくて、ところどころに石垣が残っている。

 これは「大石垣」。
 山王丸。ここが小谷城の一番奥で一番高い。神社が有ったようだ。
 山王丸から一旦下って、鞍部の六坊址。

 行政や軍事の拠点になっていた6つの有力寺院の出張所をここにおいた。
 六坊址から大嶽に登り返す。山頂に大嶽城址。

 10数人の団体さんが昼食中だった。以前はここまで来る人は珍しかったが、やはり三姉妹効果か。
 下りのコースは、引き返すか、清水谷を下りるか、福寿丸方面かの三択だ。

 まだ行ったことのない福寿丸方面へ下りてみる。

 長い長い下りでうんざりした。年を喰うと、登りより下りの方が疲れる。

 と言っても、そんなに高い山ではないので、昼過ぎには下山。