10,11,12月の日記に戻る

 上山田から谷口に抜ける県道546号線の峠。わずかなスペースが有るので、ここに車を置く。

 寄せすぎたら脱輪してしまったが、4WDとデフロックのお陰で、難なく脱出。

 こんな時、普通の車だったら泣いていたかも知れん。
 ちょうど峠にある(多分)お地蔵さんにお詣りして、安全祈願。
 分岐から先は林道で、車で行けそうにも見える。

 ゲートがあるが、簡単に開けられる。歩くのが目的なので、無理には通らない。
 結構良い道じゃないか、これなら車で来た方が良かったかな。

 とか思っていると、・・
 すぐに、こうなる。

 どこが道か分からない程草ボウボウで、完全に廃道だ。

 路肩は大して痛んでいないので、命知らずなら、車で押し切っても良いだろう。

 ただし、急斜面なので、落ちたらかなりまずい。
 草をかき分けて歩くと、30分くらいで林道終点だ。

 ちょっとした広場になっていて、登山口らしい物が見える。

 林道より山道に入ってからの方が歩きやすい。

 山道は消えかけたところもあるが、尾根直登だから、道を失う事はない。
 10分も登ると、「浄心平」と看板のある小ピークの広場に出る。

 ヤブの中からヒョッコリ広場に出たので、帰りに分からなくなるとまずい。木の枝を集めて、ヤブの入り口にマークする。

 ここに分岐があって、後で調べたら、北野に降りる道だった。どうやらそちらの方が本筋のようだ。
 小谷城の方向に見当を定めて歩き出すと、尾根道で、かなり歩かれているようだ。

 このあたりもすでに小谷城址の一部で、整備されているのかも知れない。
 尾根道をずっと行く。堀切を何カ所か越えて、浄心平から20分弱で広場に出る。

 ここはどこだろうとあたりを探すと、「月所丸」という案内があった。

 以前、表の方から登った時にここまで来た事があるので、本日はここを終点とする。
 道は大変悪いが、車を置いてから4,50分程なので、春先など草の少ない時なら楽なルートだろう。

 浄心平の分岐を北野方面に降りると、「北野砦跡」や「本宮の岩屋」が有るらしい。

 これも興味のあるところだ。