10,11,12月の日記に戻る

 KESLAというフィンランドのメーカーのハーベスター。

 6本の爪で立木の根元に抱きついて、油圧チェンソーで切り倒す。

 そのまま横を向けて、自動的に一定の長さに玉切りする。その過程で、枝払いも同時にできてしまう。
 一定の長さの丸太が、みるみる山に積まれていく。

 その丸太をグラップラーがわしづかみにして、フォワーダーに積み込む。

 フォワーダーがトラックの入れる集積地まで荷下ろしする。
 ハーベスターやグラップラーの運転席には鉄パイプのごついガードがついているのだが、ひん曲がっている。

 狭い作業現場で材木を振り回すうちに、自分にぶつかるからだが、ガードがなかったらどうなるか、ちょっとゾッとする。
 作業を見学する森林インストラクター。

 テレビでドイツの林業を紹介する番組があって、ハーベスターが映っていたが、実物を見る事ができた。

 作業道の作り方など、有意義な研修であった。