7,8,9月の日記に戻る

 ホテルの真向かいにココナッツアイランドがあり、どうやら高校生らしいのが朝練をしていた。

 朝っぱらからランニングや散歩をしている人がたくさんいる。みんな早起きだ。

 飛び込み台にも人が居るし、ボードもこぎ出しているし、平日でも朝から遊びまくっている感じだ。
 7時頃に、ヒロ湾に大きな船が入ってきた。5島巡りのクルーズらしい。Pride of Amerika号と読める。

 この写真でも曇っているが、ともかくヒロは雨が多い。しかし、湿気が少ないのでぬれてもあまり気にならない。
 ココナッツアイランドの椰子の木に「何年の津波はここまで来た」というマークがつけてある。

 津波で何度も被害を受けていて、街には「津波ミュージアム」がある。
 近くに日本庭園もある。日本人移民百年記念の碑が建っていた。

 そこここに鳥が非常に沢山いる。私の家は山の側の田舎だが、それよりはるかに小鳥が多い。にぎやかだし、楽しい。
 昼前にM夫妻が迎えに来てくれて、公園で昼ご飯を食べる。

 今日は、ヒロから見て南の方角へドライブ。130号線の南端まで行く。その先は海岸沿いにコナの方まで道があったのだが、キラウェアの溶岩で分断されて、行き止まりになっている。

 この教会は溶岩流が近づいてきたので、住民がそのまま移動させたのだそうだ。
 道が行き止まりになった先は、見渡す限り溶岩の平原。

 本来真っ黒だが、赤いところは砂利をまいて道にしようとしているのだそうだ。

 両側に椰子の木を植えて、観光地にするもくろみらしい。
 そこから海岸沿いに137号線を東に向かう。マッケンジー公園に寄る。海岸が浸食されて崖になっている。
 最近テレビで日本の芸人がこの風呂で泳ぐ場面があった。

 ハワイ島は火山島なのに温泉が少ない。ここは海岸付近でお湯が湧いていて、半分海水も流れ込むので、温水プールのようになっている。

 私は医者からきつく止められているので、泳げなくて残念。
 137号線の終点あたりから未舗装の道が真東に延びていて、終点はハワイ島の東の端のクムカヒ岬の灯台がある。

 鉄塔の上にライトが乗っているだけの灯台で、観光客などは来ない。ハワイ島でもっとも東なので、現地の人は初日の出を拝みに来たりするそうだ。
 あたりの木の幹に、こんな植物が生えている。

 寄生植物ではなく、気根をおろしている。「たにわたり」という名前で、観葉植物として育てる人も居るらしい。

 年間数ヶ月をこちらで過ごすという日本人の家によってから、Mさんの家に帰る。ここで6日ほどお世話になることになる。