7,8,9月の日記に戻る

 改憲論に限らず、みんなあまりにも無知のままで、意見を主張している。

 たとえば、北方領土の問題は、論点がかなりはっきりしている。第二次世界大戦の終戦に関わる問題だ。

 しかし、中国ともめている尖閣諸島や、韓国ともめている竹島については、どこをどう論じたらよいかさえ分かりにくい。

 おそらく中国人や韓国人は何も分からずに、自国の政府が言っている事をそのまま言っているに過ぎない。

 だが、それなら日本人がちゃんと分かって言っているかというと、全然そんな事はない。どんな根拠があって、「尖閣諸島や竹島は日本の領土だ。」と言えるのか。

 うっかりするとドンパチがおきるかも知れない重要かつ微妙な問題を、無知な人間同士がわめきあっている。

 原発や温暖化の問題はどうだ。うんざりするほど、誰も何も知らない。頭痛がする。