7,8,9月の日記に戻る

 須賀谷温泉から西池に抜ける林道の、一番高いところがちょっとした広場になっている。ここに車が5,6台置けそうだ。

 このすぐ北側の斜面に登山口らしきものがある。

 2,3分登ると尾根道に出る。
 尾根道はこんな感じで、歩きやすい。

 道を失いそうな所はあまりない。
 30分程登ると、岩場に出る。トラロープは張ってあるが、両側が崖。

 まわりに木が生えているので、高度感が無く、何でもないように見える。 
 ところが、そうでもない。写真が下手で、表現できていないが、落ちたらまずい。

 「実は私、岩場で転落するの昔から苦手なんです。」とかいう人は止めた方が良いかも。

 確かに、コース取りさえ間違えなければ大したことはないので、十分注意して乗りこえる。
 岩の上からは、眼下の西池や伊吹山がよく見えて、景色は大変よろしい。
 少し離れたところから岩場を見たところ。右が東南尾根。木に隠れて岩は見えない。

 中央にいくつか白いものが見えるのは、小谷城の真裏にあたる岩壁。木が生えている部分も垂直に近く、登るのは困難だ。小谷城を裏から攻めるのは無理だろう。

 小谷城が難攻不落と言われたのが分かる。
 通過する岩場を須賀谷温泉付近から見た様子。

 落ちたらまずい感じが分かるかな。
 岩場を過ぎると10分程で、ヒョッコリと小谷城址の大石垣の下に出る。

 何だ、こんな所に通じているのか、という感じだ。

 全部で4,50分で登れる。帰りは追手道へ降りても良いし、怖くなければもう一度岩場を通って引き返す。