1,2,3月の日記に戻る

 都井岬灯台。てっぺんまで登れる数少ない灯台の一つ。

 本来は大変見晴らしがよいのだが、今日は海がかすんでいて、とても残念。

 こんな所まで来る事は、一生の間にもうあるまい。天気の良い日に来たかった。
 灯台は250mの崖の上にある。眼下に岩場があって、よく見ると釣り人が居る。どこかに道があるのだろう。

 釣りをする人というのは余程マメな人が多いらしく、人跡未踏の山中にも、絶海の孤島にも居る。

 ベテランの登山家が山中で進退窮まって、あわや遭難かと思ってふと見ると、渓流釣りの人がのんびり弁当を食っていたとか。
 ビジターセンターで野生馬の居そうな所を教えてもらって、キョロキョロしながら帰る。

 ほとんど木のない丘が有って、そこに群れが居るというので行ってみた。

 全部で100頭ほど居るようだが、見かけたのは数頭だった。

 野生馬と言っても、江戸時代に飼っていたのが野生化したものらしい。
 このあたりではもう桜が満開だ。盛りを過ぎているものも多い。やっぱり宮崎は暖かいんかなあ、とか言っていたのだが、宮崎市まで帰ってみると、桜はまだだった。

 都井岬は宮崎県最南端ということで、宮崎県の中でも特に桜が早いのだろう。
 帰りに、モアイ像が並んでいる「サンメッセ日南」に寄る。

 イースター島公認のレプリカだそうだ。

 こちらはかなりの人出だったが、小雨で背景の海がよく見えないのが残念。