1,2,3月の日記に戻る

 とりあえず、雑誌を中心に本を300冊ほど捨ててみた。

 山の雑誌と電気・電子関係の雑誌、写真関係などだ。

 参考になるかも知れないととっておいたのだが、ほとんど開いてみる事もなくなった。
 私は電気・電子について系統的に勉強した事がない。すべて雑誌から身につけた物だ。

 特に「トランジスタ技術」はバイブルだった。アナログ回路の回路図に表れない実装技術は、この雑誌無しでは身につかなかっただろう。

 内容は1970年頃はオーディオなどに比重があったが、計測、デジタル、コンピュータと推移していった。
 昔は女の子でもキスリングに何10Kgも詰め込んで、エッチラオッチラ登っていた。

 この頃は、山は若者のもので、中高年の遭難がどうとか、膝に負担をかけない歩き方などという記事はなかった。

 この人たちも、そのまま高齢化して、中高年の登山者になっているのだろうか。
 これは岳人別冊。ザックやファッションを見ると、60,70年代の雰囲気が伝わってくる。

 もったいないが、もう読む事はない。表紙だけ残して、本体は捨てる。
 1978年と言えば、メスナーがナンガ・パルバットとエベレストに無酸素登頂した年で、ヤマケイの表紙もメスナーとばかりだ。