7,8,9月の日記に戻る

 今庄から広野ダムを通って、突き当たりが駐車場だ。

 途中のキャンプ場あたりが、映画夜叉ヶ池の村のイメージか。
 鳥居をくぐって登り始めると、ちょっとだけ急な登りがある。

 あとは栃の大木まではこんな感じの、ほぼ水平な谷沿いの道をゆったり歩く。

 栃の大木からの登りに備えて、ちょうど良いウォーミングアップだ。
 20分ほどで滝が見える。夜叉滝とか夜叉ヶ滝とか言うらしいが、登山者が勝手にそう呼んでいるだけではないかな。

 記憶より小さい。記憶というのは本当に当てにならない。
 谷川を2回渡る。しっかりした橋なので、有り難い。
 「岩谷のトチノキ」と案内がある。森の巨人達100選に入っているようだ。

 根が踏まれないように、囲いがしてある。
 栃の巨木からは、谷を離れて斜面を登る。このあたりはまだ余裕だ。

 栃の巨木から10分ほどで、尾根筋に出る。後は夜叉ヶ池までずっと尾根道だが、結構急な道だ。

 夜叉ヶ池登山のメインはこの尾根道だろう。尾根を1時間ほど登ると夜叉ヶ池に着く。
 駐車場からだと2時間ほどなので、ちょうど良い登山だ。

 岐阜側から登ると、1時間くらいで着いてしまうので、少し物足りないかも知れない。

 ただ、歩く楽しさは岐阜側の方がやや良いように思う。
 夜叉ヶ池のすぐ東側が、岐阜と福井の境の峠になっている。

 峠を向かって左側に登ると三周ヶ岳、右に登ると三国岳だ。どちらも片道1時間強なので、朝早くにここまでくれば、両方登れる。

 ただし、どちらもかなりの笹藪なので、ヤブが好きでない人は夜叉ヶ池までにした方が良い。現に、三周ヶ岳への途中でめげて引き返した若者のグループがあった。
 三周ヶ岳側に少し登ったところから見下ろす。正面は三国岳方面への尾根道。

 尾根道は細くて、すぐ左側がガケになっていて、以前、転落死する事故があった。

 以前は三国岳方面に登る人は少なかったのだが、この道の途中から夜叉ヶ池を見下ろすと景色がよいのが知られてからは、登る人が多い。今日もゾロゾロ登っていた。
 三周ヶ岳方面。中央一番奥が三周ヶ岳。ピークを3つほど越えていく。

 途中のアップダウンは割合小さいので、笹藪がいやでなければ、そんなに大変ではない。

 夜叉ヶ池から往復2時間ちょっと。
 振り返ると夜叉壁が広がっている。

 笹藪で見えないが、道のすぐ脇がすっぱり切れていることがあるから、道をはずれないように気をつける。

 やや左奥にちょっとだけ見えているのが三国岳。
 三周ヶ岳へのちょうど真ん中あたりに、見晴らしの良い小ピークがある。

 ちょっとした広場もあるので、ここを三周ヶ岳と勘違いする人もあるようだ。

 休憩している人に声をかけたら、「いやいや、あそこですよ。」と指さして教えてくれた。
 さらにエッチラオッチラヤブをかき分けていくと、夜叉ヶ池から1時間半弱で、三周ヶ岳。ちょっとした広場の中央に三角点が有る。

 ここまでくる人が少なくなったためか、まわりの木が繁って見晴らしが悪く、広場も随分狭くなった。

 以前は家族連れがバーベキューをしたりしていたのだが。
 三周ヶ岳から夜叉ヶ池に帰る途中、古池が見おろせるポイントがある。

 乾燥化して草地になってしまったが、以前は池で、夜叉ゲンゴロウなどもいた。

 古池や、池に下りる道を知る人はもう少ないだろう。このあたりはガケが多いので、むやみに突っ込むのは危ない。
 夜叉ヶ池に戻ってきたので、今度は三国岳方面へ登ってみる。

 正面が三国岳への尾根道、左が夜叉壁を巻いて岐阜へ下りる道。
 三国岳への尾根道を100mほど登ったところから、夜叉ヶ池を見下ろす。

 正面奥が先ほど登ってきた三周ヶ岳。

 このあたりから夜叉ヶ池を見下ろすと一番絵になるので、ここまでくる人が多い。
 というわけで、ウェブカメラもここに据え付けてある。

 回線が細いらしく、リアルタイムではないし、一番みたい冬景色の時期はお休みだ。

 それでも季節季節の夜叉ヶ池を見るのは楽しい。
 もう少し登ってみても、さほど景色は良くならないので、この辺で引き返す。

 今、登ってきた尾根道が、結構急なのが分かる。ここも笹があるから登る気になるが、はげ山だったら相当に怖いはず。

 転げ落ちたらワヤなので、慎重に池まで下る。
 帰りに広野ダムでゆっくりしたかったが、少し時間が遅くなったので、おとなしく帰る。