4,5,6月の日記に戻る

 今日行った道のGPSトレース。

 先日、林道終点から登って、分岐を右に進んだが、その先はかなり登らないと琵琶湖は見えないから、そちらではないようだ。

 今日は分岐を左に登ってみた。カンバンがあるわけでもないので、確かではないが、おそらくここだろうというところに行き着いた。

地図をクリックすると、大きな地図がでます。
 分岐を左に進むと10分ほどで、かなり広い平地が有った。何段にもなっている。おそらくここが元屋敷だろう。

 周りの小さな平地は畑だろうか。

 ここから尾根が立ち上がっている。3本に分岐しているので、真ん中の尾根道を選んだ。
 因みに、両側の道には少し行くとこんなカンバンがあった。

 関電の鉄塔の保守用の登山路には、このカンバンがある。番号は鉄塔の番号だ。

 山中の鉄塔はかなり遠くから見えるので、番号を知っていれば、この道がどちら方面につながっているか分かる。
 尾根道は切れ切れで、獣道かな、とか考えながら登る。

 道のハッキリしない初めての山を、雨の降りそうな薄暗い午後に、一人登っていると、キリキリと緊張する。

 しばらく登ると、琵琶湖が見えた。山本山と葛籠尾崎だ。とすると、鏡岩はこの近くに有るはずだが。
 もう少し進むと、ちょうど尾根上にかなり大きな岩があった。琵琶湖側が平らになっている。おそらくこれだろう(と決めつける)。

 この岩自体が岩棚になっていて、平らな面がちょっとした崖だ。

 この写真は、岩の上部。ツルピカというわけでもないので、琵琶湖から光って見えたというのが、この岩かどうか確信は持てない。
 岩の下に下りてみると、何と、洞穴になっているじゃないか。このサイズは熊だ。

 今にもとびだしてくるのではないかと、ドキドキしながら、とっととそこから離れる。

 まあ、子育ての時期以外は巣穴には戻らないと思うが、やっぱり気色悪い。
 少し下って、木の隙間から見上げたところ。白く写っている部分が岩だ。

 光っていると言えない事もない。

 一応、これで納得して、鏡岩探しは完了とする。
 ところで、林道終点のちょっと手前の谷に、こんな小屋がある。

 2階建ての立派な物だ。ある人が、ここで仙人生活をしようと建てたのだそうだ。

 たしか20年くらい前に、ここを通ったときには既にこの小屋があったが、あの時は人が住んでいたのだろうか。