4,5,6月の日記に戻る

 海津から湖岸を少し南へ行ったところに車を止めて歩く。

 湖辺の道は散歩に大変よろしい。今日は全国的にちょっと暑いようだ。
 養魚池らしい池で、カメが甲羅干しをしていた。
 大崎寺の阿弥陀堂の、安土の血天井。

 安土城落城の際に、血で染まった城の木材を使ったという天井。

 今も、雨の日など湿度の高い日には血のあとが浮き出るという。 
 何も説明などは無かったが、曰わくありげな茶釜。
 100mほど奥に進むと、大岩の所が大変景色がよろしい。

 竹生島がよく見える。

 この横に狭い階段があって、湖辺に下りられる。
 下りてみると、人手によるものと思われる洞窟があって、波切不動明王が祀られていた。

 洞窟は未完成のようにも、半分埋まったようにも見える。

 もともと不動さんをお祀りするためのものかどうかも分からない。ちょっと発掘してみたい気がする。
 海津まで引き返して、喫茶店で一服。さて、帰ろうとすると、ちょうど御神輿が表に来ているという。

 化粧まわしをつけた若者がたくさんいた。まだこの辺りには若者が多いのか。

 担いでいるところの写真を撮りたかったのだが、しばらく動きそうもないので、あきらめて帰る。