4,5,6月の日記に戻る

 連休の混雑を避けて、行きも帰りも山の中の道を選ぶ。

 揖斐高原スキー場から峠を越えて旧春日村に入る。

 道は十分広いのだが、春日美束にから先は急に細くなる。

 グーグルで見ると、美束の集落の側に綺麗な棚田が有るので、寄ってみた。
 写真では全体像が分かりにくいが、グーグルアースではこんな感じ。

 よく手入れされていて美しい。
    棚田の真ん中に、見事な杉の巨木と、それに絡んだ見事な藤の花。

 この棚田を見にくる人がたくさん居る。みんなこの木と花を見て行く。

 ゆっくり見て歩きたかったが、ここは目的地ではないので、はしょって次へ。
ちょうど見頃だ。

 道中、ちょうど桐の花も咲いていて、「あれは桐かな、藤かな」などなど。
 思ったより道程がはかどったので、春日川合から寄り道して、さざれ石公園へ。

 「君が代」の発祥の地だそうだが、どういうつもりか場所がはっきり表示されていない。

 グーグルマップで探すと、とんでもないところにマークがつく。不敬な輩が来ないように、わざとそうしてあるのだろうか。
  ここでちょうど12時なので、昼飯にする。

 カセットコンロでラーメンを作って食ったのだが、ドライブ途中の楽しいお昼というより、ホームレスの炊き出し風景。
 春日川合まで戻って、そこから天空の茶畑まではすぐだ。

 県道32号線から脇道に入って、少し登ったところで急に開けて、茶畑がある。

 台地というか、ゆるい傾斜地一面の茶畑だ。

 急いで作ったらしい遊歩道を上ると、茶畑全体が見下ろせる。
 揖斐の茶なので、いびちゃ。オシムにプレゼントしたらしい。

 遊歩道終点の見晴台には沢山の人が登ってきていた。

 メディアの力はすごい。

 膝が痛いので、登りも下りもおそるおそる。
 テレビ局のクルーが何人かうろついていた。夕方にドローンをとばして、明日の朝放送するのだそうだ。

 地元の人と話すと、「十分な検討をせずに、あわてて人を集めすぎた」とちょっと不満な様子。どうやら地区全体が一枚岩というわけでは無さそう。
 おまけ。

 茶畑の中の野菜畑の囲いについていたマネキンの首。

 イノシシやサルはどう感じるか知らんが、私ゃ怖いわ。

 一度揖斐市街に出て、揖斐川をさかのぼり、横山ダムから高時村へ帰る。