7,8,9月の日記に戻る

 我が家は山際の扇状地上にあるので、田畑が石だらけだ。平野部の綺麗な土がうらやましい。

 耕耘機やトラクターのロータリーの刃の消耗が激しい。

 丈夫な鉄で出来ているのだが、もう半分以下にすり減っている。
 刃を替えようと思って耕耘機の底を見てみたら、ネジが1本抜けている。

 レベルゲージの穴だ。上からオイルを入れて、この穴からあふれるまで入れる。

 いつ抜けたのか分からないが、ここから泥水が入って、ギヤを傷めている可能性もある。これは手間がかかるかも知れない。
 穴はとりあえずガムテープでふさいでおいて、刃を取り替える事にする。
 右端が取り外した刃。新品と比べると、半分以下にすり減っている。

 8種類16枚の刃を順序よく取り付けなければならないので、きちんと並べて、分かるようにしておく。
 新しい刃を取り付けたところ。

 軸が少しずれているが、面倒臭くなってきたので、今日はそのままにしておく。
 レベルゲージの穴のネジ。

 太さの合うネジがあったので、短く切って合わせる。

 シールにするのにちょうど良い銅板がなかったので、アルミ板でシールを作ってみた。
 ドレンから少し油を抜いてみると、そんなに汚れていない。どうやら泥は入っていなかったようだ。

 ロータリーのギアケースと走行機構のギアケースにギアオイルをつぎ足して、出来上がり。
  
 今回はちょっと難しかったので、機械のプロのいとこに協力してもらった。横について指導してもらったり、実際にやって見せてもらったり。

 やっぱりプロに教えてもらうと、ネジの締め方ひとつもずいぶん勉強になる。仕組みが分かって修理するのと、現象面の手当だけするのでは大違いだ。

 先達はあらまほしき事なり。