初めはこんな感じ。 ヘンテナは短縮率1.0が良いというので、その計算で作りっぱなしの結果。 435MHzで計算したが、420MHzでSWRが下がっている。 |
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調整後。 435MHzピッタリで、SWRも少し良くなっている。 それにしても、スペアナは強力だ。この調整をSWR計だけでやっていたら半日かかる。 スペアナだと、ここまで追い込むのに、15分ほどだ。 |
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ところがこれを屋根に上げると、こんな事になってしまう。 櫛のようになっているのは、同軸ケーブルの長さによる共振だ。元のアンテナがSWR=1.0になっていれば、こんなことは起きない。 全体に下がっているのは、同軸ケーブルによる減衰だ。430MHzでは5dBほど悪化しているように見える。 |
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ところで、これはこの間修理したハットヘンテナの特性だ。バンド幅もSWRも普通のヘンテナより大分良い。 ところが、実際に送受信してみると、普通のヘンテナの方が性能が良い。 単純なデータだけではアンテナの善し悪しは分からない。それがまた面白い。 |
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