4,5,6月の日記に戻る

 九段下から少し歩いて靖国神社へ。

 何しろでかい鳥居だ。

 周りの様子が違うので、比較が難しいが、平安神宮の鳥居より大きいような気がする。
 鳥居をくぐると、参道のど真ん中に大村益次郎の銅像がある。

 大村益次郎は陸軍の創始者なので、軍神あつかいだ。

 しかし、何故にど真ん中
 鳥居を3つくぐって、拝殿の前に立つ。

 写真を撮っていたら、「正面に立ってはいけない」と、警備員が飛んできた。

 何のことやら。大村益次郎なら良くて、私はダメなのか。

 軍神だから祭神(英霊)よりランクが上なのかもしれない。
 要するに長州藩の私的な神社を国家的なものに祭り上げたわけで、どうも釈然としない。

 国のために尽くしても、薩長にたてついた人間は祀られない。

 それはそれとして、確かに「国のため」と思って死んだ人には、感謝の気持ちをもつべきだと思うので、真剣に拝んできた。
 一転、秋葉原にはオタクの女神がたくさん歩いていた。

 貸衣装の店があって、そこでコスプレをして秋葉原を見学する外国人観光客が多いようだ。

 中でもメイドさんは、やっぱり定番のようだ。何故か土方の格好をした女の子もいた。
 裏通りを歩いていると、地元のサラリーマンらしい一団が行列している小さな中華料理店があった。

 声をかけてみたら、ここは安くて美味いからだという。こういうのは、地元の人に聞くに限る。

 確かに美味かった。腹ごしらえをして、もう一回りして帰る。
  
 秋葉原も昔とは全然様子が違う。電気屋や部品屋が減って、ジャンク屋は絶滅したようだ。

 代わりに中華製の怪しげな部品を売る店があったので、使えそうな物を少し買ってきた。