ノート、メモの本だけで20冊以上読んだ。曰く、「すべて一冊のノートにまとめなさい。」、他の人曰く、「テーマ別にノートをつくりなさい。」、また別の人曰く、「エバーノートがあれば、紙のノートは要らない。」 ダメだこりゃ。自分でやってみないと分からない。 勤め人だった頃は、職場と自宅で仕事をする関係で、「持ち歩きやすいこと」が優先された。そこで、A4の30穴のバインダーノートを使っていた。 1年分の月間予定表と1ヶ月分の週間予定表はエクセルでつくってプリントアウトする。よく使うデータなども綴じておく。などして、バインダーの半分は資料、半分はノート。ノート部分はインデックスタックをつけて、分類していた。 ノートはこれ1冊だったが、バインダーの容量ギリギリで、しょっちゅう紙をはずして、分野別ファイルに綴じていた。 メモはカバンにA5のメモ帳を入れていたが、カバンを持たないときのために、ポケットにA7のメモ帳も持っていた。しかし、A7では小さすぎると感じることが多いし、こんな物に書いていると、チマチマした印象がある。 映画などを観ていると、外国では結構大きなノートにメモを取っている場面が多い。この小さなメモ帳を使っているのは日本人だけかも知れない。 退職した今では、家以外で書き物をすることは滅多にない。用途に応じた大小20冊ほどのメモやノートを、机の脇の本棚から引っ張り出しては使っている。 縦でも横でも使えるし、図を描くのにも都合がよいので、原則5mm方眼を使う。コクヨの野帳は3mm方眼だ。 |
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普段のメモ帳。A7(ハガキや文庫本の半分サイズ)。 一つにする必要は無いと思う。カバン、服、車などに入れっぱなしにしてある。 用が済んだり、ノートやパソコンに引き写した後は、破って捨てる。 上2つは表紙の硬いロディアとニーモシネ。下2つは耐水性で、登山用。 |
野外で活動する人の定番、「コクヨの野帳」。 測量、野鳥観察、地学、考古学などフィールドワークの人が使っていることが多い。 このメモ帳を使っていると、プロっぽくてカッコ良い。 安くて丈夫で書きやすい。 |
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その他のサイズも、時には使う。 左は極東ノートのA5スリムサイズ。講演や研修の聞き書き、逆に自分が話すときの原稿を書くのにも良い。横長にして使う。 右はロディアのA6(文庫本)サイズ。旅行用。メモすることが多くなるので、いつものA7では小さい。横に使うことが多い。 |
家では持ち歩きやすさは関係ないので、プリントや書き損じの裏紙を、大きさ別にクリップでとめて、手近に置いておく。 何しろ、海馬が死滅しつつあるので、何でも思いついたらすぐに書きなぐらないと、あっと言う間に記憶から消えてしまう。 おそらく、忘れたことさえ忘れていることが、大量にあるのだろうが、仕方がない。 |
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考え事用のA4リングノート。横にして使うことが多い。 整理はしないが、見直すこともあるので、捨てない。 考え事は紙の大きさに縛られるので、最低A4の広さが必要だ。 他にB4の方眼紙やスケッチブックを使うこともある。 |
B5のいわゆる大学ノート。テーマ別のノートや、「お勉強」用に使う。 例えば、手許には「高時の方言」「株」「農業の記録」などというのがある。 資格取得の勉強にもこれを使う。「ノート何冊分勉強した。」と思うと、気持ちが続く。資格を取ったら、全部捨てる。後で役に立つことは、おそらく無い。 |
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コンピュータのエバーノートやワンノートも使う。 エバーノートは何でも放り込んでおいて、後で眺めたり、検索して参考資料を探したりするのに良い。ネットを見ていて、面白いページを保存するのに使っている。 ワンノートはテーマごとにtodoをつくってチェック用に使っている。分類するのに便利なので、「抜け」「もれ」を防げる。 todoはカレンダーやメーラーと連携することもできるので、仕事をしている人には便利だろうが、退職したオヤジには、そこまでする必要は全然無い。 |
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