ハワイ島旅行記  詳しくは写真をクリックして下さい

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【1日目】 妻の友達のMさんが以前より遊びに来るように誘っていてくれたのだが、退職してやっと実現する事になった。ホテルや飛行機も予約した後で足が折れたので、ちょっと勝手が変わった。
 足がこれではできない事もあるが、逆に、松葉杖で海外旅行をしたらどうなるか、というのも面白いテーマだ。実際、健康なままでは分からなかった事も、色々知る事ができた。 

 
【2日目】 時差ボケ調整のために、午前中はホテルでグズグズしたり、近所を散歩したりして過ごす。昼前にMさん夫妻が迎えに来てくれた。
 公園で昼食後、今日はヒロから南の方向にドライブする。当初レンタカーを借りて観光するつもりだったが、足を折ってしまった。それに、ハワイ島の事をよく知っているMさんの案内がなければ、観光ガイドに載っているところしか行く事もなかっただろう。極めて有り難し。

  
【3日目】 Mさんの家はヒロの郊外の住宅地だ。夜になるとコキがうるさい。私たちは田舎に住んでいるので、カエルの鳴き声は平気だが、ハワイの人には辛抱できないくらいうるさいらしい。
 おそらく日本人のほとんどは「ポピポピ」と擬音するだろうが、向こうの人には「コキコキ」と聞こえるようだ。初めは鳥の声かと思ったが、小さなカエルだそうだ。大変大きな声だが、姿は見なかった。

  
【4日目】 7月4日はアメリカの独立記念日。Mさんの親戚や知り合いが集まってパーティーをするので、参加させてもらう。キラウェアカルデラのすぐ側のボルケーノという町(?)にある農場へ行く。
 Mさんがパーティーの準備をしている間に、ボルケーノの町へパレードを見に行く。パレードの終点の広場には模擬店が出たりして、実に面白い。ちょっと歩き回りすぎて、手も足も痛い。

  
【5日目】 本日のメインはマウナケア。マウナケアもマウナロアも標高14,000フィートで間の峠が7,000フィート程なので、1つの山の2つのピークと考えても良いと思う。
 マウナケアは山頂のすぐ側まで車で登れて、山頂付近には有名な「すばる」などの望遠鏡群がある。山頂でサンセットを見る事にして、午前中はレインボーフォールなどで時間をつぶす。

  
【6日目】  ハワイ島最後の日なので、ヒロの街を案内してもらう。ファーマーズマーケットやアロハの店、本屋さんなど。古道具屋さんと「ガラクタやさん」が隣り合わせにあったりして面白い。
 足をケガしていなくて、時間があれば、何でもない普通のハワイの街も十分ブラブラしてみたかった。まあ、ヒマはあるので、なんとか金を工面してまた来たいものだ。

  
【7日目】 楽しかった旅行も一段落。ここまで来たのだから、ちょっとホノルルものぞいて帰ろうか。というわけで、昼前にヒロ空港を発つ。飛行機から見下ろすと、ああこんな風だったのかと、あちこちを思いだす。
 ホノルルではワイキキのすぐ前にホテルをとったので、ビーチに出てみたりカラカウアアベニューをうろついたりする。土産物屋を冷やかしてハンバーガー食って、ホテルでゴロゴロする。

  
【8日目】 部屋のカーテンを開けたらハトが来ていた。多分ベランダで飲み食いして、食い散らかした物を拾いに来るのだろう。ぐるっと検分して、次のベランダに移っていった。高いところまでご苦労さん。
 今日はいよいよ日本に帰る。飛行機まで時間があるので、ベランダに出てダイヤモンドヘッドやビーチを眺めたり。外に出るのも面倒なので、朝飯はルームサービスで取って、またもやゴロゴロする。

  
【まとめ】 M夫妻のおかげで一週間の旅行としては考えられないほど充実した旅だった。海外旅行など滅多にできることではないので、いくつかテーマを持って出かけた。実行できた事もできなかった事もある。
 今後海外旅行ができるかどうかも定かではないが、もしかして後の参考になるかも知れないので覚え書きにしておく。