高時村だより写真をクリックするともう少し詳しい説明があります。
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2010 9/29(水)

12人の
 怒れる男達
 毎年、映画または演劇を全校生徒が観ることになっている。今年は「12人の怒れる男達」だった。劇としては大変良いが、もともとテレビドラマだったので、証拠の崩し方が火曜サスペンスのようだ。
 結論ありきの論証で、突っ込みどころ満載だ。大の大人が11人もそろって、簡単に言いくるめられるなよ、と言いたくなる。もちろん、そんな視点で見るべき劇ではないので、別にかまわないのだが。
2010 9/28(火)

オロナイン
 長浜市内某所で見つけたオロナインの看板。コレクターズアイテムだそうだ。ので、場所は内緒。
 キャラクターが浪花千栄子だが、この人選が面白い。この人の本名が、南口キクノ(=なんこうきくの=軟膏効くの)だから。
2010 9/27(月)

もんじゃ焼き
 初めてもんじゃ焼きというものを食う。まずくはないが、ぐちゃぐちゃした食い物で、お好み焼きと比べると一段落ちる。歴史的には、もんじゃ焼きを改良したのがお好み焼きなので、当然だ。
 若い頃、東京へ遊びや仕事で行って外食すると、塩辛いばかりでまずくて閉口した。今時は改善されて、京都や大阪と遜色ない。日本中が東京化する中で、食い物に関してはそうでもないようだ。
2010 9/26(日)

早起きの本
 近頃、速読と早起きがはやっている。私は10年ほど前に強烈に忙しい時期があって、毎日寝不足で、「とてもじゃないが、夜に仕事などやってられない」状態になってしまった。
 それで朝仕事に戻してみた。(「戻した」というのは、以前にやって、成功した経験があるから。)仕事の能率がざっと2倍にはなる。つまり夜には2時間かかっていた仕事が朝なら1時間でできる。
2010 9/25(土)

50MHzAM
 アンテナも上がったし、トランシーバーにつないでみる。バリバリとノイズが多い。しばらく聞いていたのだが、ふとアンテナをはずしてみた。相変わらずバリバリ言う。完全に故障ではないが、かなり不調。
 早急に修理するか、受信機だけでも急いで作るか。AMの受信機などはラジオに毛が生えたようなものなので、単体なら簡単なものだが、後々トランシーバーに仕上げようと思うと、少し工夫が要る。
2010 9/22(水)

ベストセラー
 だが
 読了。というか、途中放棄。一見すると政治哲学の案内書だ。カントやベンサムなどの哲学を、わかりやすい例を挙げて解説している。ちょっと哲学が分かったような気になって、プライドをくすぐられる。
 しかし、この著者は「正義」に関してある結論を持っていて、哲学の解説をするふりをしながら、読者をその結論に誘導しようとしている。読み進める内に、だんだん露骨になるのでいやになってきた。
2010 9/20(月)

デルタループを
 作る(5)
 昨日は出張。今日は朝から雨。午後は出勤。と時間がないので、ゆっくり調整しているヒマもない。とりあえず、友人に借りたアンテナアナライザでチョイチョイと調整する。SWRは下がっているが、ディップメータが無いと本当に合っているのか判断がつかない。
 CQ誌など読んでいると、SWRが下がったら良しとする記事も多いので、まああまりこだわらないことにする。車庫の屋根に上げてみた。
2010 9/18(土)

デルタループを
 作る(4)
 ボチボチ作ってきた部品を仮組みしてみた。ちょうど家の隣の田んぼの稲刈りがすんで、広い場所があるので、クイを打ってそいつに組み付ける。思ったよりでかい。軽いので上げるのはよいが、風に弱そうだ。こんなものを屋根に上げて大丈夫か。
 この連休は天気が良さそうなので、ここで大まかに調整して、できあがったら屋根に上げて、追い込む予定。
2010 9/17(金)

過去への旅人
 と言ってもタイムトラベル物ではない。脱サラ(と言うかリストラ)で「過去探し」の探偵業を始めたさえないオヤジの話。それは、失われた思い出であったり、未解決の殺人事件だったりする。
 読後感はやはりタイムトラベル物に似ている。要するに決して取り戻すことができないものへの、ほろ苦い(あるいはきわめて苦い)思い。高橋留美子の人魚ものや、萩尾望都のポーの一族とも似たテイスト。
2010 9/12(日)

南木佳士
 短編集。以前友人より「阿弥陀堂だより」を薦められて読んだのだが、こちらも良いと言うので、図書館で借りて読む。ギックリ腰で、やむを得ず、読書の一日であった。
 野菜に水をやって、朝食を食って、大便をして、立ち上がろうとしたら、ギックリ。部活があるので、少し無理をして出勤したのだが、ベンチに仰向きに寝転がって、一日本を読む。おかげで1冊読了。
2010 9/11(土)

白菜を植える
 朝飯前に、家族総出で白菜を植える。その後、ダイコンを蒔く。家で苗を作ったところへ、余った苗をくれた人が居て、白菜だらけ。余った分は適当に植えて、スグリ菜にする。
 涼しい内にと思ったのだが、結局終わったのが9時過ぎですっかり気温が上がっていて、大汗をかきながら朝飯を食う。
 ノートパソコンとマッサージ器の修理で一日過ごす。
2010 9/10(金)

タイタンの戦い
 と言うわけで(何が?)、オリジナルの「タイタンの戦い」観る。当時は当然CGはなかったので、モンスター類はすべてコマ撮りで光学合成。動きはギクシャクするし、デザインはいかにも「作り物」。
 それはその時代の技術の限界だし、映画自体は面白いので、気にならない。多分神話には出てこない「機械のフクロウ」。リメイクの方にもチョロッと出てきたのは、前作の撮影用模型のカメオ出演か。
2010 9/4(土)

鬼太郎の家
 朝から畑を耕して、ブロッコリーやキャベツを植える。こういう実のならない野菜は、サルの心配がないので気楽だ。夕方にはダイコンと白菜用の場所も耕作する。牛糞と汗まみれで、ワイルドな気分。
 昼間は暑いので、家で工作など。いまゲゲゲが大ブームだ。5年前に境港で買ってきた酒の容器が取ってあったので、玄関に飾る。ついでにワラと木の枝で、鬼太郎の家らしい雰囲気を出してみた。
2010 9/3(金)

タイタンの戦い
 「タイタンの戦い」のリメイク観る。ギリシャ神話を知っていれば、面白いかも知れない。ただし、元のペルセウスの冒険とは大分ストーリーが違っている。映画単独では、何のことやら感が強い。
 ペルセウスが丸坊主なので、ギリシャの英雄と言うよりは海兵隊員みたいで、敵はメデューサよりどこかのテロリストの方が似合いそう。オリジナルのタイタンの戦いも観たはずだが。
2010 8/29(日)

まぼろしの村
 長年懸案のホハレ峠を越えて、徳山村の門入地区へ行ってきた。思いついた頃に行っていれば、車で行けたのだが。ぐずぐずしている内に徳山ダムができて、道が水没してしまった。
 それはそれとして、ホハレ峠の林道もあの頃なら通れたかも知れない。今は完全にヤブになってしまって、歩いても通れない。結局、かつてのホハレ峠越えの山道を歩いていくしかない。
2010 8/28(土)

デルタループを
 作る(3)
 今日は同窓会で、昼前からお出かけ。時間が中途半端で、まとまったことができない。部品箱をかき回して、アンテナ調整用の発信器をチョコッと作る。最低限の回路で、とにかく電波が出ればよい。
 発信器を作るのはアンプを作るより余程簡単だ。買いためておいたはずのトリマーコンデンサが見あたらないので、懐かしいパッティングコンデンサを使う。
2010 8/22(日)

デルタループを
 作る(2)
 扁桃炎がほぼ治った。ちょうど医者でもらったクスリが無くなる。放置してあったデルタループの製作を進める。一応エレメントの工作が終わったので、後は組み立てだが、本日はここまで。
 ホームセンターで買ってきたアルミパイプに強力な表面処理がしてあって、剥がすのにずい分手間取ってしまった。アンテナ用のアルミパイプはやっぱり専門店で買うべきかも知れない。
2010 8/20(金)

第9地区
 宇宙人は人類と戦争に来るか、友好的か、どちらかだった。今回、なるほどそういう切り口もあるか、と感心した。舞台はヨハネスブルグで、人種差別がテーマだと言うことを強調している。
 いきなり解雇された超一流スパイが、生活のためにご近所のトラブルを解決していくという、肩の凝らないスパイコメディ。連続テレビドラマは見ないことにしているのだが、夏休みなので特別。
2010 8/18(水)

都市伝説(2)
 熱が下がらないので、兎も角ゴロゴロする。時々起きて仕事やネット歩きをするが、あまりまとまったことをする元気は出ない。
 ので、日本ユニセフ協会のことをあれこれ調べたりする。別に日本ユニセフ協会を弁護するつもりはない。こういう都市伝説が形成される過程の方に興味がある。ネットの情報は精度が低い、ということはよく知られていながら、どうして多くの人が簡単にひっかかるのだろう。
2010 8/17(火)

扁桃炎
 自慢するほどのことでもないのだが、扁桃炎にかかった。大人は珍しいらしい。日曜日の昼頃にのどがイライラするなあと思っていたら、夕方には口を開くことも難しくなった。夜になって熱も出てきた。
 抗生物質をもらって、あとは安静にしておけと言うことなので、家でゴロゴロする。寝床に電話機を持ち込んで、会社訪問のアポ取りなどする。はっきりしゃべろうとすると、とても痛いのでまいった。
2010 8/16(月)

都市伝説(1)
 日本ユニセフ協会に寄付すると天下り役人の私腹を肥やすことになる、寄付するのなら黒柳徹子の口座にするのがよい、と言うような話がネットに広がっている。
 帰省していた息子も同じようなことを言っているので、これは放っときもならんな、とちょっと調べてみた。ネットの怖いところは、あちこちに同じ事が書いてあっても、元ネタはひとつだったりすることだ。
2010 8/15(日)

自炊
 本をスキャンして、iPadなどで読めるようにすることを「自炊」と言うらしい。私は紙の本の方が良いが、時代の流れは仕方がない。
 コストから考えれば、近いうちに、かなりの本が電子出版になるだろう。紙の本は、LPレコードのように贅沢な趣味になるかも知れない。
 県立図書館から古い本を取り寄せてもらった。以前ならコピーするところだが、スキャンしてPDFで保存しておく。
2010 8/14(土)

墓参り
 普段、草の1本もむしらないのだが、さすがにお盆には墓に参る。帰省中の子ども達も参る。
 大きな墓石を見る度に思うのだが、私が死んでも、こんな物の下敷きになりたくない。火葬場でゴミのごとく燃やされるのも有り難くない。できたら山に、と言ってもよその山は迷惑だから、うちの山に捨ててくれないかなあ。狸やカラスが喜ぶと思う。死体遺棄とかになるのか?
2010 8/11(水)

実験三昧
 盆休みを三日取った。懸案の自由研究をする。昨日は1日かかって実験装置をくみ上げて、予備実験。今日は本番にかかる。
 とあることから興味を持った電気2重層コンデンサの性質を調べる。電解質の中に、反応しない電極(例えば炭素や白金)を入れただけの物だが、きわめて大きな電気容量を持つ。
 一日熱中していたら、ふと気づくと腰が痛い。
2010 8/7(土)

大台ヶ原
 妻が和歌山に出張なので、合流して大台ヶ原に登る。登ると言っても、台地上の駐車場(標高1570m)までは車、大台ヶ原の最高峰日出ヶ岳が標高1695mなのであっけない。
 ただし、大台ヶ原を一周(4時間ほど)しようと思うと、一旦シオカラ谷(1492m)に下るので、全標高差は300m近くになる。ガスって景色が見えなかったが、1年に400日雨が降ると言う山だから。
2010 7/30(金)

ひぐらしが
 鳴くので
 近頃、夕方になるとカナカナとうるさい。映画評を見ると「空気人形」の評価が高いので、レンタル屋に行ったのだが、うっかりマンガの「ひぐらし」も借りてしまった。借りたからには、読まねばなるまい。
 私はゲームをしないので、原作にあたることはできない。実写映画を見た時は、なかなか良いじゃないかと思ったのだが、マンガの方はすっきりしない。ノベライズはどうだろう。
2010 7/26(月)

サツマイモ全滅
 先日サル除けの網を強化し、昨日は家から何往復も水を運んだばかり。大事にしていたサツマイモだったが、今朝見たら全滅。
 サルは夜は出てこないから、今朝の内にやられたのだろう。私は5時前後に起床するので、それ以前に来たのか、それともそっと来ていたので、気が付かなかったのか。なにしろ悔しい。
 写真は、イモの代わりに残されていた、サルの糞。
2010 7/25(日)

デルタループ
 を作る
 友人に勧められて、50MHzでアマチュア無線をやってみることにする。やるからには全部(アンテナ、送信機、受信機)自作で行こう、と気合いを入れてかかる。
 とりあえずアンテナは、自作しやすい2エレメントのデルタループと決める。構造を考えたり、ガンママッチングの勉強で、1ヶ月ほどかかってしまった。主な部品はできたので、組み立ては次回。
2010 7/24(土)

高慢と偏見
 とゾンビ
 読了。抱腹絶倒とはいかないが、ニヤニヤ笑いが止まらない。ただし、「高慢と偏見」を読んでいない人がどう感じるかは分からない。
 「高慢と偏見」は中産階級の5人娘と近所の男性達とのコミカルな恋物語で、まあ少女マンガそのものだ。そこへ、「とゾンビ」がくっつく。原作は古典なのでとっくに著作権が切れているのをよいことに、原作の文章をほぼそのまま使って、うまいことゾンビを紛れ込ませてある。
2010 7/23(金)

ホームズ
 この前「最後の解決」を読んだので、今回は新しいホームズ映画を見る。推理は脇役でストーリーも雑、要するにアクション映画だ。とりあえず面白いので文句はない。
 ガイ・リッチー監督は原作を読み込んで、新解釈を出し、こちらの方が原作のホームズ像に近いと主張しているようだ。確かに、原作でもボクシング、バリツ、射撃の名手だから、肉体派かも。
2010 7/22(木)

鳥人間
 コンテスト
 出張の帰り、彦根の松原を通りかかると、鳥人間のやぐらが組まれていた。おお、やるのか。去年、読売新聞の経営難で鳥人間が中止になって、おそらくもう再開されることはないだろうと思っていた。
 今年は何だか大きなスポンサーがついたようだ。しかし、再開されても以前ほどの動員力はないだろう。一度途切れるということは大きなマイナスだ。とにかく良かった。みんな頑張って欲しい。
2010 7/18(日)

フクロウ
 己高庵のブログを見ていたら、フクロウのこどもがいるというので見に行った。飛べずにいたのを捕まえたという。2羽いたらしいが、1羽はカラスにでも食われたのだろう。
 逃がしても、エサをもらいに戻ってくるらしい。もう少し大きくなって自由にエサを捕れるようになったら、帰ってこなくなるかも知れない。
 飯福寺、高時小学校によって帰る。
2010 7/16(金)

パプリカ
 今日の時かけ関連は「パプリカ」と「富豪刑事」。頑張って、両方とも見る。筒井康隆の3人のヒロインと言えば、「火田七瀬」「芳山和子」と「パプリカ」だが、さすがにパプリカの実写は無理だったようだ。
 どうして富豪刑事がヒロインに入っていないかというと、原作では男だからですね。「チームバチスタの栄光」などでも、映画化するにあたって、主人公を女性にしている。男では絵になりにくいからかな。
2010 7/10(土)

大通寺の鳩
 昨日は学園祭の打ち上げで飲み会。車を職場に置いてきたので、自転車で取りに行く。いつものように大通寺によって鳩にエサをやる。しばらく自転車に乗っていなかったので、ちょっとしんどい。
 午後は精米、給油、サル除け網の修理、車庫の掃除などなど。溜まっていた仕事を片付けて、昼寝して読書。う~ん、良い休日だ。たまにはこういう日もないとね。
2010 7/9(金)

七瀬ふたたび
 「七瀬ふたたび」が映画化されるそうだ。七瀬はテレパスであるが故に、実年齢より大人に見え、しかも超絶美人という設定だから、今までドラマ化された七瀬はかわいらしすぎる。こんど七瀬をやる芦名星が一番原作のイメージに近い。
 というわけで、七瀬シリーズ3冊一気読み。実は家族八景しか読んだことがなかったので、あらためて「そうだったのか」とか。
2010 7/8(木)

パロディ
 私はパロディやパスティーシュが大好きだ。だからこんな題名の本を見ると、つい買ってしまう。ジェーン・オースティンとゾンビを組み合わせるとは、この作者ただ者ではない。
 とは言え、文才があれば、日本文学でも使える技だ。例えば「我が輩はゾンビである」、「ゾンビ家の人々」、「伊豆のゾンビ」、「走れゾンビ」、「ゾンビとその弟子」、「ひょっこりゾンビ島」などなど。
2010 7/4(日)

作業
 心配した天候も何とかもちそうだ。朝から村人総出で村の周辺の整備作業をする。私は山中の溜池の草刈りの担当になったので、草刈機をかついで山へ。ちょうどモリアオガエルの産卵の時期だった。
 午後は学園祭のリハーサルで米原市へ。耐震強度が足りないとやらで、長浜市民会館が閉鎖になってしまって、何をするのも面倒だ。ハコ物をジャカスカ建てまくっていた時代が懐かしい。
2010 7/3(土)

退職
 新任の頃、お世話になった先輩が退職された。当時の同僚が集まってお祝い会をする。30年ぶりに会った人も居て懐かしい。何しろ歳が歳だから、それぞれ学校やら教育委員会のえらいさんだ。
 昔話やら近況報告やらしあう。来年はあんたが退職、再来年は私が退職、うん、毎年飲めるなあ、などなど。久しぶりに草津にきたので、そこらを見て歩きたかったが、雨なので帰る。
2010 7/1(木)

巣立ち
 今年は珍しく5羽とも無事に巣立つことができた。ネコ、ヘビ、カラスに狙われ続け、気の休まることがない。親ツバメがいつも神経をとがらせて、見張っているのがよく分かる。
 飛び立ってしまえば、これからどう生きていくかは本人次第だ。1年間に2羽の親から7~10羽ほど巣立つ。ということは、ツバメの全数の増減がないとすれば、大人になれるのは5分の1の確率だ。